AIT、DDS、DAT、QICなどの磁気テープ類のデータ変換も行います。
原物媒体の本数や種類によりボリュームディスカウントも対応いたしますのでご相談ください。
原物を確認させていただいて変換形式、お見積り、納期などをお打ち合わせいたします。
マイクロフィルムとは、書類や図面をそのままの形で縮小してフィルムに記録して保管するためのアナログ媒体です。専用のリーダーを用いての拡大表示、紙やデジタルデータへの変換等によって読み取ります。マイクロフィルムは高い解像力を持っているため、小さな面積に多くの情報を含むことが可能です。そのため、非常に省スペース性に優れており、大量の情報を保管するのに適しています。また、原本をそのまま複写するので改ざんができないことから、法的証拠能力が確保されるというメリットもあります。
なお、マイクロフィルムは、適正な条件で保管していれば500年以上の保存できるとされています。一般的なデジタル媒体の場合、読み取りにソフトウェアが必要になるケースが多く、長期的に見読性を維持するためには定期的なデータ変換が必要不可欠です。しかしながら、マイクロフィルムは拡大さえすれば読み取りが可能なため、永続的な見読性という意味でも大変優れた記録媒体になります。
マイクロフィルムは、紙文書などの情報を縮小撮影できるフィルムを指します。高い解像度を持っていることと、膨大な情報を小さな範囲に記録できるメリットから、かつて書類保管ツールのスタンダードとして使用されていました。ISOやJISにおいて標準化され、保存が適切に行われれば100~500年もつとされているのもメリットです。
しかし、マイクロフィルムを適切な環境に保存することは非常に難しく、温度や湿度を一定に保たなければカビやゆがみが発生してしまいます。それを防ぐためには、低温・低湿でホコリの少ない環境を保てる専用の設備が必要になるのです。また、通常はマスターを複製したものを使用してマスター本体は保存しますが、この複製作業までも業者に依頼しなければ不可能です。そうしたデメリットの多さから、近年ではマイクロフィルムの電子化を希望する方が増えています。
マイクロフィルムを管理していく上で課題になっていくのが、現在保管されているマイクロフィルムを今後どのように扱っていくかということではないでしょうか。確かに保存性には優れていますが、マイクロフィルムの保管数が増えれば増えるほど場所を必要とし、管理が難しくなります。また、大量のマイクロフィルムから、必要なデータを探しだすことも困難です。
そのため、近年ではマイクロフィルムの電子データ化を進めている企業も少なくありません。現在保管しているマイクロフィルムを全てスキャンしてPDFなどの電子データへ移行すると、まず物理的な保管スペースが不要になります。また、データをパソコン等から手軽に検索することができるようになるため、必要な時にさっと探し出すことができて利便性がアップします。マイクロフィルムのデータ化を進めていくことによって、ただ保管しておくだけではなく、実際に活用できるデータとして活かしていくことが可能です。
当サイト「電子化.info」を監修する「株式会社アストロアイ」では、マイクロフィルムの電子化(データコンバージョン)サービスを行っております。サービスの詳細を下記にご紹介します。
データコンバージョンが可能な形式は以下の通りです。
マイクロフィルム | 16mmロールフィルム | A3~B5 |
---|---|---|
35mmロールフィルム | A3~B5 | |
フィッシュフィルム | A3~B5 | |
16mmジャケット | A3~B5 | |
6コマジャケット | A3~B5 | |
アパーチュアカード | A3~B5 |
保管状態や劣化状況によって、電子化に必要な料金は変化します。
詳しくは「株式会社アストロアイ」までお気軽にお問い合わせ下さい。